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2026年07月10日

お役立ち情報

測量士・測量士補は文系でも目指せる?仕事内容と向いている人を解説

1.はじめに

測量士や測量士補と聞くと、理系出身者でなければ挑戦できないというイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。しかし実際には、文系出身者が測量士・測量士補として活躍しているケースは珍しくありません。この記事では、文系出身でも測量士・測量士補を目指せる理由や、実際の仕事内容、文系出身者だからこそ活きる強みについて解説します。

2.測量士・測量士補は理系のイメージが強い資格

測量士・測量士補は、道路やダム、建物などの建設・開発において欠かせない国家資格です。三角関数や座標計算を扱う場面もあることから、理系の専門知識が必須と思われがちです。しかし、実際の試験制度や現場での業務を見てみると、文系出身者にとっても十分に目指しやすい資格であることがわかります。
測量業を行う会社には、営業所ごとに測量士または測量士補を1名以上配置することが法律で義務づけられています。そのため資格保有者は常に一定の需要があり、就職や転職の選択肢を広げやすい資格ともいえます。文系・理系という枠にとらわれず、まずは受験資格や取得ルートを正しく知ることが、進路を考えるうえでの第一歩になります。

3.文系でも測量士・測量士補を目指せる理由

■受験資格に学歴・学部の制限がない
測量士・測量士補の国家試験には、年齢や学歴、実務経験による受験資格の制限がありません。文系・理系を問わず、誰でも受験することができます。試験科目には数学的な内容も含まれますが、範囲は決して広くなく、市販のテキストや通信講座を使った対策で、文系出身者でも十分に合格を目指せるレベルです。特に測量士補試験は、合格率が例年30〜50%前後と国家資格の中でも比較的取得しやすい水準にあり、働きながら勉強して合格する社会人も少なくありません。

■文系学部からでも資格取得ルートがある
試験に合格する以外にも、文部科学大臣が認定した大学・短期大学・高等専門学校で測量に関する科目を修めて卒業すれば、国家試験を受けずに測量士補の資格を得られるルートがあります。このルートは理工学部に限られたものではなく、たとえば文学部の地理学科のように、文系の学部で測量に関する科目を履修できる大学も存在します。こうした学校を卒業すれば、文系学部出身であっても測量士補として登録できるのです。また、就職後に企業が実施する研修制度を通じて、実務をこなしながら知識を身につけ、資格取得を目指す方法もあります。

4.測量士・測量士補の仕事内容

測量士・測量士補の仕事は、大きく「外業」と「内業」に分けられます。外業は現場に出て、現況測量や境界確定測量などを行う作業です。内業は、測量結果をもとに図面を作成したり、行政へ提出する資料をまとめたりするデスクワークが中心となります。
測量士は測量計画の作成から実施までを担当できますが、測量士補は測量士が作成した計画に従って測量を実施する立場です。どちらの資格も、現場での正確な作業に加えて、資料整理や関係者とのやり取りといった事務的な業務も多く含まれるため、体力面だけでなく、丁寧さや几帳面さも求められる仕事です。近年はドローンや3D計測技術の導入も進んでおり、機械操作やデータ解析のスキルも徐々に重視されるようになっていますが、こうした技術は入社後に研修を通じて習得できる企業がほとんどです。

5.文系出身者だからこそ活きる強み

測量の仕事は、正確に土地を測るだけで完結するわけではありません。土地の境界確定や相続に伴う分筆といった場面では、所有者や関係者との交渉が発生することも多く、日本語での丁寧なコミュニケーション能力が欠かせません。法務局調査や行政への申請業務では、法令や制度を正しく理解し、わかりやすく説明する力も求められます。
こうした対人折衝や文書作成の場面では、文系出身者が学生時代に培った読解力や文章力、交渉力がそのまま活かせます。理系的な計算スキルは実務を通じて身につけていくことができるため、文系出身であることをハンデに感じる必要はありません。むしろ、技術と対人スキルの両方が求められる測量業界において、文系出身者の存在は現場にとって心強い戦力となります。特に、土地の所有者や近隣住民との交渉、行政窓口とのやり取りが多い業務では、専門知識以上に「人と丁寧に向き合う姿勢」が評価される場面が少なくありません。
さらに、測量士・測量士補は資格手当が設定されている企業も多く、文系出身であっても資格を取得することで給与面での評価につながりやすいという特徴もあります。学生時代の専攻にとらわれず、入社後にじっくりと知識を積み上げていける環境かどうかを、就職先選びのポイントの一つにするとよいでしょう。

6.まとめ

測量士・測量士補は、受験資格に学部の制限がなく、文系学部からの資格取得ルートも用意されているため、文系出身者にとっても十分に目指せる資格です。現場での測量作業に加えて、関係者との交渉や書類作成といった業務も多く、文系出身者が持つコミュニケーション力や文章力を活かせる場面が数多くあります。「理系でなければ」という先入観だけで選択肢から外してしまうのは、少しもったいないといえるでしょう。
大阪・東京を拠点に全国の不動産開発をワンストップでサポートする株式会社エスアール設計では、測量士・測量士補はもちろん、法務局調査や行政協議を担う不動産総合調査の職種など、文系出身者の強みを活かせる仕事も数多くあります。未経験からでも資格取得をサポートする体制が整っているため、文系出身の方もぜひ挑戦してみてください。

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