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2026年05月28日

お役立ち情報

SLAMレーザー技術の活用とスキルアップ

1.測量方法から見えてくる作業効率

ここ近年、3Dレーザースキャナーから得られた点群データは、土木、建築、公共インフラ、製造、工
場、有形文化財など設計やデジタルアーカイブ化等いろいろな方面で活用されています。
弊社も3Dレーザースキャナーにより取得した点群データから設計やいろいろな図面の作成に活用して
いますが、以前にも増して弊社が取り扱う1ha(ヘクタール)を優に超えるような規模の物件の数は増
え、益々業務が多様化しています。
とりわけ、その中でポイントとなるのが、前回のドローン測量のブログでも触れていますが「作業効率」と言
えます。物件が大きくなればなるほど作業効率を考えなければ、現地での測量や内業に費やす時間が増
える一方になるからです。

2.さらなる効率化に向けて

しかし、何も効率化を実現できるのはドローンだけに限ったものではありません。確かに現況測量を行う
のであれば、3Dレーザースキャナーは、一度に大量の点群データを取得できるため現地での作業時間を
短縮することができます。そういう意味でも弊社は、地上型レーザースキャナー(Terrestrial Laser Scanner ※通称TLS)を活用し、従来のトータルステーション(以下︓TS)とも組み合わせて現場
作業の効率化に向けて取り組んでいます。
しかしながら、このTLSによる計測は、精度良く点群データを取得できる反面、TSと同じように一点一点機械点を移動させながら取得していくため効率にも限界があります。
そこで、より短時間でデータを取得することができる地上移動型レーザースキャナー( ※通称SLAMレーザー)を弊社もDXの取り組みの一環として、さらなる効率化のため新たに2台導入しました。

3.近年注目を集めているSLAM技術

具体的にはSLAM (Simultaneous Localization and Mapping)と言い、移動しながら常に自己位置の推定と環境地図作成を同時に行う技術を応用して計測するもので、この技術は、例えば掃除ロボット、警備ロボットなどの屋内ナビゲーションや自動運転車や物流ロボットの自律走行といったものに使われています。
実際の計測には、重さ約2kg程度のSLAMレーザーを手で持って取得したい現況を歩くだけで点群データを取得することができるというものです。作業時間は従来のTLSと比較しても圧倒的に短くなり、スタッフの疲労軽減にも貢献しています。もちろん計測後の取得データの解析作業等の内業はありますが、それにかかる人員は減らすことができます。

4.スキルアップが効率化の鍵を握る

しかし、いくら便利な測量機械を導入しても使い方を間違えれば、結局時間がかかってしまったり無駄足になってしまう可能性もゼロではありません。
そこで大切になるのが、取り扱う人のスキルアップです。現地での計測に始まりデスクワークとしての取得データの解析を進めて点群データ化したり、また、その点群データからオーダーに応じた必要な図面をスムーズに仕上げていく事が何より重要になります。
逆の言い方をすれば、計測や作図等の経験を重ねてスキルアップすることによってさらに効率化に貢献することができます。

5.エスアール設計の思い

弊社は、特に若い人材にドローンやこういった最新技術である3D計測に関わってもらい、スキルアップを目指して欲しいと考えています。若い発想力でこれからのエスアール設計を担ってくれるような、そんな人材に期待しています。

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