2023年12月05日
お役立ち情報
未経験から測量士に? 「きつい」と言われる実態とその魅力とは
1.はじめに
未経験から測量士になりたいと思った時、どんな仕事なのか、何故「きつい」と言われるのか気になりますよね。
また、未経験から測量士になるには、どうすればいいのかも知りたいと思いませんか。
この記事では、測量士の仕事内容やなり方、実態や魅力、おすすめの企業まで紹介します。
2.測量士とは
測量士とは、建築物や道路などを作る前に土地や面積、高さや形状を計測する職種です。
詳しい仕事内容や実態を見ていきましょう。
仕事内容
測量士の仕事は、現場で測量作業をする「外業」とデスクワークが中心の「内業」に分けられます。
測量方法は大きく分けて以下の3つです。
■測地測量(水準測量、三角測量、多角測量、GNSS測量など)
位置や高さが固定されている測量に必要な「基準点」と、高さの基準となる「水準点」を求める測量です。
■地形測量(平板測量、写真測量、地図編集など)
水準測量や三角測量などの基礎測量の次に行ない、細部を実地測量して地図に表記します。
■応用測量(現況測量、境界確定測量、境界復元測量など)
測量全般の組み合わせや応用などによって、道路や線路、河川や港湾、宅地やトンネルなどの設計、工事測量を行います。
測量士のリアル
「きつい」と言われる理由には、
・炎天下や低温下での屋外作業
・クマなどの害獣やスズメバチなどの害虫の被害
・現場が山中や森林などの遠方の場合は通勤が遠くて拘束時間が長い
・未開拓地や災害などの被害地域では重労働の傾向
・体力が必要で、危険や正確性など、常に緊張感がある
・ハードワークに収入が見合わない
などが挙げられます。
一方、「やりがい」も多いです。
・生活に不可欠なインフラ整備や、災害の復興などに携わることで社会貢献できる
・建設工事などの土台となる作業が測量なので、プレッシャーが大きい分達成感も格別
・最先端の技術を駆使して専門性の高い仕事ができる
・外業と内業があり、仕事にメリハリを感じられる
・山林などの現場では、自然と触れ合うことができる
測量士だからそこ感じる充実感は魅力的ですね。
次章では、測量士になる方法を紹介します。
3.測量士になる方法
測量士として業務を行うためには、国家資格が必要です。
また、未経験でも活かせるスキルがあるので、それぞれ見ていきましょう。
必要な資格
測量士の業務に必要な資格は、国土交通省国土地理院が実施している「測量士」です。
受験に必要な資格はなく、誰でも受験することができます。
未経験から測量士になる場合、入社後に資格取得が可能であったり、フォローや研修の制度があったりする企業も多いので、採用サイトなどでよく確認しましょう。
活かせるスキル
異業種や学生時代に培った、以下のスキルが役立ちます。
■根気があり、地道な作業ができる
測量は工事や都市計画の全ての基本となるため、必要不可欠であり、責任重大な仕事です。
少しの数字の違いも許されないため、機器や作業位置などの細かな調整を何度も繰り返しコツコツと進めなければなりません。
■計算が得意
多くの場合、機器を使用した自動計算ではありますが、計測結果の正確性を万全にするためには計算力が必要です。
誤差の対応などをする場合には、測量技術に用いられている理論を理解していなければなりません。
■協調性がある
多くの場合、複数人でチームを組んで作業するため、協調性が求められます。
年齢、性別など関係なく、社内外の人と作業をしても数値の正確性が不可欠なので、誰とでもコミュニケーションが取れると効率も良いです。
■最新技術を取り入れる柔軟性がある
近年はIT化やDX化などで最新の技術を駆使した測量が行われており、時代の進化と共に新たな技術を取り入れて業務を遂行しています。
次章は、未経験から測量士になるのにおすすめの、安心な企業の紹介です。
4.未経験でも安心! フォロー充実のエスアール設計
エスアール設計は、未経験でも整った研修制度でサポートをしている不動産総合コンサル事務所です。
大阪本社で1~2ヶ月の研修では、事業概要や、測量の定義、精密機械の操作方法、CADソフトの使い方など、イチから教えるので、専門的な知識がなくても安心して学ぶことができます。
会社の歴史はじめ、各業種の「なぜこの業務が必要なのか」から学び、建物ができる背景を知ることで、業務に誇りを感じながら取り組むことができるのです。
研修後は約1ヶ月のジョブローテーションを行い、現場を回りながら事業全体の理解を深めます。
また、ジョブローテーション後は、配属先の先輩たちに同行して勉強しながら働くことが出来るため、分からないことがその場でいつでも聞ける環境です。
またスキルアップを応援し、勉強を怠らない姿勢もしっかり評価する「資格登録手当」や、資格取得を支援する「資格取得一時金」の制度も整っています。
※研修制度や福利厚生の詳細はこちら(https://sr-sekkei.co.jp/recruit/system)
5.まとめ
この記事では、測量士の仕事内容や測量士になる方法、実態や魅力、おすすめの企業を紹介しました。
測量士とは、建築物や道路などを作る前に土地や面積、高さや形状を計測する職種です。
現場で測量作業をする「外業」とデスクワークが中心の「内業」に分けられます。
「きつい」と言われている面もありますが、測量士ならではの大きなやりがいと達成感を味わえる仕事です。
測量士としての業務を行うには、国家資格の「測量士」が必要ですが、未経験の場合は入社後に取得できる企業もたくさんあります。
また、根気や計算力、協調性や最新技術を取り入れる柔軟性は役に立つスキルです。
エスアール設計は、不動産総合コンサル事務所として一連の業務のノウハウを駆使し、お客様のニーズに合わせて「総合的な業務のコンサルティング」をご提案しています。
あなたも一緒に、測量士として不動産コンサルティングに携わり、活躍していきませんか。
ぜひ、エントリーをお待ちしています。
※エントリーはこちら(https://sr-sekkei.co.jp/recruit/entry)