土地境界管理
土地境界管理
土地の境界は、管理する必要があります。登記だけでは境界を守ることはできません。土地という大切な財産を守り、安心して次世代へ引き継いでいく為には、境界の管理を正確・適切に行うことが求められるのです。エスアール設計ではプロによる土地境界管理を行い、お客様の大切な「土地」という財産を守ります。
1. 設置済の境界標識及び越境物等の状況を自己所有地から、あるいは隣接土地への立入りの了解を得て、年1回現地調査を行い、現況報告を作成し提出いたします。
2. 境界標識の移動、紛失、破損等が判明した場合、その原因を調査し、関係者立会の上、復元を行います。
3. 隣接土地所有者より境界立会等の要請がある場合に、現地立会を行い筆界確認書等の取交手続等の代行を行います。
4. GPSによる世界測地系座標の取り付け。GPSを利用した測量で観測された境界標識は、世界測地系の座標値で信頼性をもって永久的に保護され、将来において、現地境界標識の復元作業が100%可能となります。
5. 上記1~4以外の境界線上の問題及び懸念事項等についても、専門家として適切な助言を行います。
図面はあるが境界が不明確という土地が数多く存在します。古い図面の場合、現地に境界標識が無いと、境界点を復元する事が難しい上、隣接土地所有者の合意を得なければならない為、多大な労力と経済的負担が必要になります。安心を得るには図面だけではなく、現地に正確な境界標識が設置されており、それを定期的に管理することが大切なのです。
境界標識が設置されており、境界を定期的に管理していれば、境界問題・紛争を予防できます。
越境問題は境界が不明確な場合に起こることが多く、境界標識が正しく設置され、また定期的に管理行為による点検を行うことにより、越境の防止が可能となります。
不動産売買を行う際の境界の明示は、不動産業者の義務であり、境界標識が設置されている事が、境界の明示となる為、売買を必要な時間軸内で、迅速に進めることが可能となります。
不動産という大切な財産を守る、安全・安心な土地とは、「現地の境界標識」「測量図」「登記簿」の3つが一致している事です。「測量図」と「登記簿」は一致しているのに、「境界標識」が無かった為に境界で揉めるトラブルが数多くあります。そんなトラブルを避ける為の、安全・安心の標(しるし)が「境界標識」なのです。